生霊は本当にあるのか 呪いや恨みについて
人というものは誠に怖ろしい一面を持っている
何かがきっかけで相手を怨む
それが度を越せば呪いとなる
現実に当神社に隣接するスギ林にはいくつもの写真や
白い人型に釘が打ち込まれていた
私の記憶では午前二時の丑三つ参りが多い
釘を打てば木は死ぬ
何十本枯れ果てて伐採したであろうか
これは代表的な話しだが人を恨む気持ちがどこかにある以上
生霊は存在する
人の身体や運命に何かの支障が起きるのか
起きることが多い
しかし『人を呪わば穴二つ』と言われる
呪った人間にも必ず何かよからぬことが起きる
しかし生霊は死霊よりもはるかに強い
残念ながら霊祓いの日々が続く
途切れたことのない霊祓い
人間の煩悩がある限り続くのであろうか
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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