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2013年9月25日 (水)

時は駆け足で去って行く それを知らせてくれるのが自然というもの

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毎日時間に追われ喧騒の中で生きている

時間との戦いは時の流れを忘れさせてしまうもの

気がついたら時を楽しむことも忘れこんな所まで来てしまった

そんな虚しい思いをすることがありませんか

私は今東京を離れ北海道の函館に住んでみています

そこで時間を取り戻しているのかなぁ

函館に惚れちゃったのかな

夏の風物詩のアサガオが今満開です

それと同時に枯れ葉が道端に落ちて来る

まだ夏と秋の境目だと自然が教えてくれている様だ

昨日の秋分の日を境目に急に秋めいて来た

しかしまだ昼の方が長い

海水温も高めだと言う

自然は私の人生もまだ境目だよと教えてくれているのだろう

地盤は整ったがどうしてもまだ歯車がかみ合わない

そういう思いでここ数年間生きて来た

一つの夢を追いかけている

しかし少しは叶って欲しい

ほんの少しでいいから

あらゆる欲から離れてそう思っている

しかし時が熟していないとはこういうことだろう

あと一歩

あと一歩なのに中々手が届かない

きっと人間はみんな同じ様な気持ちで生きているに違いない

しかし自然は私に声をかけた

焦らなくてもいいよ

黙っていてもやがて雪が降り間もなく冬が来る

しかしいつしか必ず長い冬にも終わりの時が来る

そしてやがて春になるだろうと

自然の中で生きて本当の意味の時を知る

自然の中で生きて人生の春の時に希望を膨らませる

静かな気持ちで時を待とう

いつかきっと

いつか必ず

自然に身をまかせながら

自然の時を信じながら


白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝 

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