サイバー補導が止まらない 未成年の女子よ両親が泣くよ
インターネットの掲示板や交流サイトで援助交際や下着の購入を
持ちかける未成年の女の子たちのサイバー補導が止まらない
その多くは非行や補導歴がなかったというのだから驚く
平均年齢は16歳
現在でも2,000件以上の書き込みがあると言う
普通の女の子が陰で何をしているか分からないという言葉を
裏付けた形になる
警察に補導され親に引き渡されて親が初めて知る訳だ
親の驚きを考えると胸が痛む
親だけは子供を信じている筈なのだから
それを子供たちはいとも簡単に裏切るのである
しかし下着販売や援助交際を持ちかけるのだからまだ16歳だからとか
未成年者だからとかいう言葉では解決できないだろう
こんな常識を逸脱する安易な方法で収入を得て汗を流して
働くということを忘れた少女たちは将来どんな女性になるのだろう
想像しただけで背筋が寒くなる
親を泣かせちゃいけないよ
そんな言葉しか私たちは掛けることができない
更生保護の仕事をしている私にとってはこれからそういう活動を
してゆく自信がなくなって行く
私たちがその非行的心理を理解することができないからだ
いとも簡単にそんなことをできる人間をどう更生させればよいのか
私には自信がない
家庭教育の欠如なのかどういう背景があってそういうことを
するようになったのかまだまだ研究の余地はありそうだ
そちらは警察に任せておくしかないだろう
私は評論家でもなければ専門知識がある訳ではないから仕方がない
でもこの社会の乱れを何とか止めなければと心を痛めている
ネット社会はまだまだ発達して行くだろう
そこには犯罪の温床が常々あると誰もが認識しなければならなくなった
加害者にもなりうるし被害者にもなり得る世界
今日もまたネット社会から殺人事件があった
僕たちが心をドキドキさせながらラブレターを書いたあんな
アナログの時代の方が素敵に思えてならないのは年のせいだろうか
新人類のやることにハラハラドキドキの毎日である
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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