家庭内飼育 メダカの産卵ラッシュ 私の書斎は教育現場
以前にもご紹介した様に書斎で池から上げたメダカとスイレンを
育てている
水にはバクテリアを繁殖させ温度調節をしたり日照時間を
専用の蛍光灯で13時間以上に保っている
スイレンは緑も鮮やかにグングンと育っている
一方メダカはパールホワイトやら朱が綺麗な楊貴妃など数種類
飼っている
産卵も年がら年中でこの他に孵化用の水槽も多数ある
まさに少年時代である
居間にいる錦鯉たちとメダカの餌やりなどで忙しく一階と二階を
走り回っている
これは単なる趣味だけにとどまらない
ゲームにばっかり夢中になっている子供たちに自然の素晴らしさを
教える教育の一環としてやっているのが現実だ
無味乾燥なゲームからは何も学習はできない
ハスは光合成により育つということやメダカを育てるには
まずは水の研究からはじまる
バクテリアって何だろう
どうしてバクテリアが必要なのか
どうしてバクテリアによって水がこんなに綺麗になるのか
色々な質問が飛び交う
そして産卵
メダカの赤ちゃんたちの誕生
どう育てるか
みんな四つん這いになって水槽の中を必死に眺める
2~3時間は簡単に過ぎてしまう
それだけ子供たちは実は自然の営みに興味があるんです
今では毎日餌やりに来る
観察日記をつけて家に帰って行く
お父さんもお母さんも大喜び
何故か
子供たちが色々なものに興味を持ちゲームをやらずに
勉強するようになったというのです
たかがメダカ
されどメダカ
私の書斎はまさしく教育現場
今度は子供たちの希望で蝦夷サンショウ魚を飼ってみたいと言う
家の中が水槽だらけになりそうだが子供達にはゲームよりも
興味があるようだ
こういう教育を受けた子供たちは心が豊かになって行く
強いては命の大切さを知るのである
未来ある子供たちに色々な提案をして一緒に研究する
これが家族の原点であるような気がしてならない
共通の話題で話が盛り上がる食卓ほど子供にとって
いい環境はないと思う
自然から子供たちは多くのことを学ぶだろう
また実は学びたいのだ
自然と接している子供たちの目は澄んでいる
それが何よりの証拠の様な気がしてならない
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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