自分を信じる力 くじけそうになっても 今辛くても
毎年今時期になると考える
今年もこれだけ頑張ってもさしたる成果もなく
何かこれはやったぞという結果もなく虚しく年は過ぎて行く
毎年そんなことの繰り返しの様な気がしてならない
生きるということは辛きことばかりが多い
生きるということはとても難しいと思う
自分の力なんてたかだか知れたもの
この位の自分で終わってしまうのかと不安になることもある
挫折感に包まれることもある
しかしよく考えてみますと欲深いからそう思ってしまうと
気づく時が必ずある
生きることにだけ一所懸命になればいいのに
ついあれやこれやと成果を求めてしまっている
結果主義に陥ってしまっている
それは自分を見失っているということだ
大いに反省しなければならないと唇を噛む
あらゆる欲から離れて客観的に自分を観てみると
結構頑張ったんじゃないかと思える様になる
唯自分の欲望が満たされなかっただけではないのだろうか
自分を信じることは自分自身にしかできない
たった一回の人生
もう少し自分を信じてやれよと心のどこかで言っている自分を
発見する
くじけそうになったり転んだり滑ったり
それでも立ち上がって懸命に生きているんじゃないか
それでいいんだよ
それだけでいいんだよ
今辛い人生の嵐の中に在ったってひょんなことから
人生が開けることもある
今幸せだって何かの拍子に奈落のどん底に落ちてしまうこともある
人生なんていつどこでどういう風に変わるか分からない
だからいつも『唇に歌を心に太陽を』と言っている
今日も鼻歌交じりで好機を待つか
来年こそはと自分に言い聞かせつつ
身を正しながら
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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