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2014年1月21日 (火)

初大師 渋谷 霊山での高野聖(こうやひじり)との出会いの不思議

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その時私は古本屋で書物を探していた

ギャレットの化学の本であったと記憶している

貧乏学生でしたから古本屋でしか本を買えなかった

その本は札幌の丸善という書店で結果的には購入したのだが

ふと本棚を見ていると百科事典くらいの大きさの本がずらっと並んでいた

何気なく本を開いてみるとどうやら真言宗の大学生が売った本の様だった

元来私は神仏は信じますが宗教嫌い

しかし青い万年筆の字が目に焼きついたのでした

「何故空海はこれ程までに山林を好んだのか」・・・

その学生の素朴な疑問だったのでしょう

私が17歳の時の出来事でしたが何故空海はそれ程までに山林を好んだのか

何か秘密があるに違いないと何週間も考えたのです

その結果山岳信仰に傾倒して行くのですが何故あの言葉に

心が揺り起こされたのかは今でも不思議です

机上論が嫌いな私ですから早速霊山に行ってみました

小鳥が鳴いたり滝の音が聴こえたり岩や林のコントラスト

こういうものが空海は好きだったのかと思い納得致しました

その次の朝方だったでしょうか

枕元に空海がお立ちになられました

筆字で今思えば『般若心経』を教えて下さっていたのです

不思議な仏縁ですね

弘法大師とは何ぞや

そういう研究を進めて行く内に又も夢枕に立つのです

宗教に興味のない私は弘法大師に興味を持って行くのでした

魂は引き合うのですね

霊山で高野聖の方と出会い秘法を伝授して頂いたのです

そして東京に住んでいる私は渋谷で衝撃的な托鉢をしている

高野聖と出会うのです

白足袋を履いて足が離れない様にそろそろ歩く姿

それはまるで弘法大師の様に感じたのです

身長は2メートルくらいの大きな男の方でした

そこで私はこう感じたのです

大の男がああいう姿をして托鉢をして歩く

宗教に帰依した人はある意味恐ろしいと・・・

宗教嫌いにますます拍車がかかりました

しかしそれから間もなくしてからの霊夢

私の家は武家でした

私は長男と折り合いが悪く高野山へ追放されています

享年22歳で私は肺結核で修業の最中に亡くなっています

これが私の前世だと教えられました

又人生をやり直しに来ているのですね

そう自覚した私はあらゆる文献を読みあさり独自の供養法を見出します

先祖を供養すれば明るい人生になる

それはそういう人生の流れの中で悟ったものです

過去世があり現世がある

現世の生き方で未来性が決まる

そういうロジックも悟ったつもりです

神に力を借りながら先祖供養を怠らず身を律して生きて行く

それが未来性にどう反映されて行くのか楽しみでなりません

あなたは先祖供養をしていますか

それによって人生の幸や不幸が決定されて行く

自分は何をする為にこの世に生まれて来たのか

そう

ほとんどの方は過去世のやり直しに来ている

そう言い切ったら言い過ぎであろうか


白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝 

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