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2014年2月10日 (月)

心が辛くなったら 心が苦しくなったら 自然に生きてみればいい

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心が辛くなったら

宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を読むがいい

心が素朴になれるから

『褒められもせず 苦にもされず 私はそういうものになりたい』

という最後の言葉を聞けば自分の欲が見えて来る

もっと自然なあの頃の自分を想い出せる


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心が苦しくなったら近くの自然を見上げてみるがいい

自然は何にも負けずに凛としている

雪が降ろうが暴風に木が倒れそうなくらい揺れようが

又自然の形に戻るしなやかさと強さがある


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そこには自然の中で逞しく生きている野鳥の姿がある

小鳥の声を聴くと心がとても癒される


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小鳥たちに悩みはない

それに比べて私達人間は何故悩むのか

ある時は複雑な人間関係

又ある時は自分の欲と煩悩と虚栄心が人間を苦しめているのだ

宮沢賢治の様に『でくの坊と呼ばれ』・・・

そういうものであってもいいのだという覚悟がないから辛くなる


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自分の身の丈を知り

不平不満があれば

又我儘が起きたと自分を叱り

人に腹が立ったら忍耐する心が未熟だと悟る

素朴で誠実であれば欲深い人間には相手にされず

自然を愛する人間達との輝く出会いが訪れる

あらゆる感情を捨てて自然の中に心を置いてみれば

自分自身が自然と一体となって何も悩みがなくなる


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私は自然の中で生きたい

本来の自分であり続けたい

ひっそりと草の様に生きてひっそりと草の下でいつかは

身体を永遠に休めるであろう

虚栄がどうした

自分を飾って生きて何の幸せがあろうか

心が辛くなったら

心が苦しくなったら

現世の宮沢賢治でありたい私の声を聴けばいい

元気が出るから

人間よ自然に戻れ


白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝 

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