立春 そこは氷の世界であった 北海道最南端でこうなら・・・
つららならまだしも分かる
雨が降り一気に冷え込んで函館はどこの道路も
まるでスケートリンク状態
滑って転んで怪我して119番通報で病院に運ばれた人達は
17名にものぼり車の事故は一日で50件だと新聞で報じられていた
毎年急に暖かくなったり冷え込む繰り返しがこういう結果を生む
道行く人達は「何が立春だ」と腹立ちまぎれに口ぐちにする
北海道最南端の函館でこうだ
やはり北海道の冬は厳しい
昨日も今日も氷割に汗を流す
「晩飯何にする やっぱりすき焼きでしょう」
隣の家からカレーの匂いがして来る
やっぱりカレーライスにしようかなんて能天気なことで悩む
都会にはない氷の世界の中に温もりを感じる
北海道には北海道の嫁がいい
よくそう言われるのは何にもめげない開拓精神を指しているのかも知れない
しかし働く場所がなくて若者は皆都会へ移住する
少子高齢化も進んで人口はどんどん減って行く
若者が少なくシャッター街が多い
観光依存の街となり台湾始め東南アジアの観光客の伸びは
過去最高とか
しかしこの街だけがそうなのではない
今の日本の都会集中型の構造そのものに問題がある
アベノミクスなんていうのは地方にはほとんど無縁である
それよりも生活保護の急増や母子家庭の大変さを考えて頂きたい
一部地域を抜かしてはどこも同じである
これが現在の日本の『立春』の現状である
政府の目は節穴か
そう言われない様に万全を期して欲しいと願うばかりである
国民にも春を感じさせてこその政治であって欲しい
立春
春はどこにあるのかと疑問を抱きつつ
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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