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2014年3月18日 (火)

『春彼岸の入り』 私はもっと現代的に考える 人間同士の絆 

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春彼岸とは節分などと一緒の雑節の一つである

よく春彼岸は自然に感謝し尊ぶと言われる

秋彼岸には先祖を偲ぶ

どうも憲法ではそのようなニュアンスであるらしい

確かに春の芽吹きに生命を感じる


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素晴らしい考え方だと思う

北海道での光景には驚いた

スコップと長靴

冬支度で雪をかいてお墓参りに行く

そこまでしても先祖を尊ぶ姿に胸をうたれた

仏教における彼岸の定義は色々とあり過ぎて難しい

だいたいチベット語で書かれていたりするし諸説があって

ちんぷんかんぷんなのである

まぁ大まかに言うと西に極楽浄土があってそこの岸「彼岸」まで

辿り着く為の善行を施しなさい的な教えの様な感じがする


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対岸には本当に極楽浄土があるのでございましょうか

もしあるとするならばあの世から「人間同士仲良くしなさい」という

声が聴こえてきそうでならない

子孫同士や人間同士がいがみ合ったり喧嘩していては

何の彼岸でございましょう

私の彼岸にはそういう人間同士の心の絆を深めなさいという

意味が込められています

親族がお墓の前で手を合わせ仲良くしている姿が供養だと思うのです


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ですから私はお墓参りの後を重視します

みんなで会食をして和気あいあいと話しあう

めったにない機会だと思っているのです


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話に花を

たまには先祖の話も盛り込んで

心にも花を咲かせて人間の絆を強くする

みんなの笑顔と笑い声が何よりの供養

それが極楽浄土というものではないでしょうか

先祖たちの温かなまなざしと笑顔が観えて来るようでならないのは

私一人なのでしょうか

この世に極楽浄土を作れないであの世の極楽浄土は

作れる筈もない

天国はこの世にあり


白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝 

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