人間は直ぐに奢り高ぶるもの 自らを戒める力 『四面楚歌』
人間は奢り高ぶってはいけない
いつでも謙虚な心を持ち感謝の心を持つべきだ
でないと貴女は孤独で卑屈未練な人間になるだろう
奢り高ぶりは人の憎悪を買う
妬みと嫉妬を挑発するとても厄介な存在である
今一つ心配なのは奢り高ぶりは自分では気がつかない場合が多い
そこが最大の問題点だ
誰かに足をすくわれてから初めて気がつく場合が多い
気がついた後に貴女は知るだろう
『四面楚歌』だということを
ぽつんと一人っきり
だから人間は自分の心と態度を毎日戒めることが肝要である
自らを毎日見つめてみることはとても大切なことである
そして改める
これは自分自身に対しての大きな自戒の力だ
常に謙虚でありお相手一番と考える心は逆に貴女を守ろうとしたり
助けてあげたいという気持ちが人には起こる
そう考えますと謙虚な心というものは自分を救い多くの人を魅了する
黄金の宝の杖だ
それを大切にしない手はない
謙虚な自分に徹する
それが人間としてあるべき姿だと思うのです
決して奢り高ぶりの落とし穴に落ちぬ様気をつけたいものですね
貴女も
そして私も
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
« 春を告げる花クロッカス 今年も綺麗に咲いた 花言葉は人生 | トップページ | 人間様の評価なんか気にしない そういう君達も評価対象だろ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 喧噪の中で凛と生きる (2017.03.12)
- 『花便り 菖蒲編』 ~巫女綴り~(2015.06.28)
- 神社にお越しの際は予約を入れて下さい 陰陽道(2017.01.03)
- 薄荷(はっか)の日 北の国から爽やかに ~巫女綴り~(2015.06.20)
- 境内咲いたに純白の芍薬 ~巫女綴り~(2015.06.17)