呪縛からの解放 自分の心を縛りつけてはいけないよ
桜も咲く時を知り
散る時を知る
その咲き方も見事であるがその散り際も美しい
桜が古から愛されて来た理由はそこにあるのだろう
しかし一方人間世界に目を転じてみますとそうは行かない
社会に幻滅し自分にも幻滅するという現象が起きている
だが歴史を見てみますと遥か彼方の古から世の中はそうであった
時代が変わっても生きる本質や環境は何も変わっていない
只今の社会が自由に見えるだけだ
それでは自由とは何であろう
みんな錯覚している
自由奔放であるということを自由だと言う
だから男女関係の乱れも遊びも全てエスカレートして行く
しかしそれを多くの人達は自由だと言う
エイズ大国日本
それが自由であろうか
快楽主義に陥った民族の姿だと諸外国に揶揄されても
仕方が無いのではなかろうか
私には反論するすべがない
一方そういう世界をかたくなに拒否する人達もいる
これこそまさに日本国民だと思うのだが真面目過ぎて自分自身を
呪縛している人達も多い
「そうあってはならない」 「そうあるべきだ」
自分を呪縛している場合が多い
要は真面目過ぎるのだ
貞操観念のない人間は別物だと認識する時代になって来た
自分は自分らしく枠にはまらず活き活きと生きて欲しい
何かの堅苦しい枠をつくってはならないのだ
貴女は貴女らしくでいいのだ
真面目に生きることは素晴らしい美徳である
しかし真面目過ぎてはならないのだ
臨機応変に自分の心を開放させて呪縛から解放されるべきである
貴女は日本の誇りである
だからこそ貴女らしい自由
日本国民である大和撫子的な自由が一番美しい
自由とは何か
それは日本的な心の趣があって何にも捉われない心の解放感
享楽に走らず 清楚で朴とつで誠実である
これが日本的な自由ではないだろうか
乱れた自由というものは外来文化の名残である
貴女は貴女らしく自分なりの美しい自由の中で生きてみたら
心地よいに違いない
これが若き大和撫子に贈る私の言葉である
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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