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2014年6月15日 (日)

明るく生きよう 何があってもどんな時でも 心の持ち方一つ

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神道では完全完璧な神は一つとして存在しないと説いている

だからみんなで力を合わせて知恵を持ち寄って

物事をなす訳です

人間も同じではないだろうか

神も人間もそれぞれの分野がある

それを持ち寄って物事を成就させる

そこには達成感と人間の和の強さがある

そして明るい笑いがある

神もそうである様に人間も力を持ち寄る協調性を忘れてはならない

スタンドプレーはいらない

全員野球ですね

その方がみんなの心が一つになってとても楽しい


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同じ花を見ても心が違えばその評価は全く違うものになってしまうでしょう

ある方はこの花を見て悲しげで哀愁のある花だと言った

ある人はピンクで可愛らしい笑顔に見えると言った

人の心を映し出すのが花なのでしょうか


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こういう角度から見てみるとちょっと寂しげですね

花の名は『シラン(紫蘭)』

静御前が愛おしい追放され山野を逃げ歩く源義経を

想って案じて悲しんでいる姿から糸を巻く寂しげな静御前を

なぞってつけられた『おだまき』に大変似ているので納得できますね


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しかし神道に於いては何事があってもどんな局面になっても

『神のお運び』と言います

あまり例は宜しくないですが病にかかっても今不幸な目に遭っていても

全ては神のお運びだと説いています

この世に無駄なことなど一つもありません

如何なる境遇に在ってもそれには意味があると思うのです

例えば病にかかってしまったら絶望感に襲われる人もいるでしょう

そして人生を恨むのでしょうか

もう一方ではこんな病に負けてたまるか

克服してみせるから心配するなという前向きな明るい方も居ります

不幸で困難に襲われた時

悩み苦しみながらも人は又立ち上がって生きて行くでしょう

心の葛藤と共に生きて行く

理不尽な内容だからです

自分は悪いことも何もしていないのにという気持ちでいっぱいでしょう

しかしその悩み苦しみは自分を大きく成長させます

人生の肥料に他ならない

私だっていつもそう思って笑顔を意識して生きていますよ

人生は理不尽だからこそ神にすがる思いも出てきます

結局は人間の幸不幸は全て自分の心が決めている

それならば心の持ち方を変えてみればいいだけじゃないか

辛い時こそ笑顔を忘れず何にも負けない心構え

そうすると知らず知らずの内に信じられないほど強い人間になっている

それが現実です

全ては神のお運びだと割り切ってみればいい

勇気が出て来るから

そして明るい思考の癖をつける

神がこの私を放っておく訳がない

そう信じてごらん

本当に明るい世界が自分を迎えに来るから

自分の体験だから自信を持って言えるのです


白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝 

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