会話の大切さ たった一言の心ない言葉の怖さ
人間関係の最小単位は家族でありましょう
『親しき仲こそ礼儀を大切にするべきだ』
これが私の口癖です
文豪 三島由紀夫氏も言っていますが
『人間は心を許すと頭から爪の先まで舐めるものだ』
彼がそこで拘り抜いたのが「距離感」であります
ちなみに私の家では毎朝必ず頭を深めに下げて
「おはようございます 今日も宜しくお願い致します」と挨拶する
お昼には「今日は如何ですか」等と言葉をかけ相手の状態を
確かめ合う
夜には私が「皆さん今日はどんな一日でしたか 楽しかったですか」
等と声をかけそれぞれの一日を語り合うのです
色々な出来事があるものです
たくさんの楽しい話もあるものです
但し我が家にはたった一つのお約束事があります
それは相手の悪口を言わないことです
話し合えば分かる
ですからそういう時には何故そうなのかの視点論点を
双方に聞きます
他愛もないことがほとんどです
その正体とは悪気のない心ない一言の場合が多い
だから私はよく言うのです
相手の背景をよくよく観察してからものを言いなさいと
洞察力のない発言がよく問題を引き起こします
一度お相手の言葉を咀嚼してから口に出すがいい
それで問題が起きたことはないですね
相手を思いやる心
謙虚な姿勢で会話を楽しんでいただけたらと切望致します
今日は私のちょっと変わった家族像をご紹介致しましたが
『礼に始まり礼に終わる』
堅苦しくない毎日の距離感と思いやりと言葉と態度
そういう日本の美しい文化を継承して行ければ素敵ですね
心を開いて楽しく魂で触れ合う
そこには愛と信頼が大きく根を張っていますよ
あなたならどう生きる・・・
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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