『本当にあった怖い話』 ながたみかこ先生出版本 背筋が・・・
遂に発売された夏でもエアコンのいらないさむ~い本
友であり尊敬する『ながたみかこ』先生達の共著
池田書店から出版されたので早速アマゾンへ注文
結構な厚みに驚いた
先生の執筆は『歴史上のホラー人物ファイル』
ついこの前出版された『日本の妖怪&都市伝説大辞典』を
読ませて頂いているからこのくらいのレベルなら大丈夫と思った
しかし歴史上のホラー人物ファイルは残酷極まりない人物達が
登場し急に現実味を帯びて来る
現実にあった話であるからだ
預言者 ノストラダムス等も載っていてとても興味深い
本の最初はいきなり霊写真から始まるのでいきなりインパクトが強い
神社にも霊写真はいっぱい送らさって来るがほとんどが本物ではない
しかし掲載されている写真を全て観てみたが全て本物
コメントも的確で驚いた
ちょっと怖く感じられる方もいるでしょうから掲載写真の
写真は割愛させて頂いた
よく霊感がある人は霊に悩まされる場合が多い
言い伝えや実話の心霊体験等も盛りだくさんなのはいいが
この辺からこの本の内容が怖くなって来る
何故か
本当にあった怖い話だからだ
ちょっと大人が内容をチョイスしてあげた方がいい部分もある
特に学校で起きた実録版の怖い話などがそうだ
子供に読み聞かせさせる前に自分達の昔に想いを馳せると思う
みんなこういう話をろうそくを立ててお婆ちゃんがみんなを集めて
こういう話をしたよなぁ
みんなキャ~と叫びながらなかなか眠れない
あの話を聴かなきゃよかった~
そう思ってみんないつしか眠りについた遠い昔
風鈴とスイカ
浴衣を着て花火をした後又お婆ちゃんに怖い話をねだる
怖い話だが子供はそれをいつか懐かしく想う
そのお婆ちゃんの優しい心と共に・・・
これは立派な日本の生活であり情緒や想像力をつける
大いなる教育文化でありましょう
前世占いなども載っている
仏教では三世を説いている
過去世 現世 未来世である
私も何度も輪廻転生している
単なる夢だろうと馬鹿にしていたが職業柄修験道の厳しい修行を
積み重ねますと観えて来る
平安京の公家であったこともあれば会津藩の筆頭家老であったこともある
しかし高野聖で22歳で肺結核で亡くなっている
江戸では貧乏長屋の子だくさんの大工
しかし子供達は蘭学(医学)を学び数名は医師になったことを
覚えている
父親も奥さんと共にがんばったんだねぇ
色々なことを積み重ねて現在があるんでしょうね
今お付き合いしている方々もみんな前世で逢っている方々ばかりだ
そう思いたい
そこには壮大なロマンがある
何故貴女の前世を教えないかって?
素敵な前世ならお教え差し上げてもいいが残念ながら
不遇の前世の方達も多い
貴女の心に諸行無常の鐘が響くだろう
だから私は言わない
これも一つの怖い話かも知れません
後は御想像にお任せして・・・
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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