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2014年7月11日 (金)

上辺三部の信仰ならやめた方がいい それは罪悪に等しい

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私は単純に神が好きだから神の為になろうと努力精進している

人のお役にたてれなければ神のお役に立っているとは言えない

だから寝る間も惜しんで神の御意志に叶おうとする

何でこんな道を歩んでしまったのか・・・

お金には縁がなく人を救うために崖を登り食べたいものも食べれず

寝る間もなく朝が訪れる

人は涙ながらに私に救いを求めて来る

私も情が厚いから無理なことでも引き受けてしまう

血のにじむような修行が始まる

やがて願いが叶う時が来る

その時である

人は神と私に背中を向けて後ろ足で砂をかける様に去って行くのである

困った時の神頼み

願いが叶えば無用になるのだろう

信じられないような本当の話である

私のことならどうでもいいが神にはお礼くらい述べてくれたっていいものをと

砂を噛む様な悔しい想いをすることが多い

そういう行いは罪悪に等しい

上辺三部の信仰は一時的な救済にしか過ぎない

その後よく又困ったから救ってくれないかと来る方達も多い

神は絶対にお受けしない

当たり前の話だ

都合が良過ぎるにも程がある

神は静かに佇んでおります

何があっても・・・

しかしどうやらそういう方々の後の人生は奈落の底に

落ちるかのような人生になっております

芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を想い出すのは私一人でございましょうか


白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝 

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