盆の迎え花配置換え計画 巫女奮闘する 鍬とスコップ
土地によって違うものの7月と8月に盆がやって来る
当神社ではどちらもやる
境内は冬を抜かしては花が次々と咲くように計画的に植えられ
花のない月はない
それもこれも神のお癒しと慰霊の為である
巫女の提案があった
毎年同じ所に同じ花が咲き仏様達を迎える
でも今年はお盆に皆様達がこの世に戻られる時に
いつもと違う配置で喜んで頂きたいというものであった
若いから頭も柔い
次から次へと色々な提案をして来る
しかしそれ以上にやる気がいつも満々だ
人の目も気にせず長靴を履いて鍬とスコップを持って
即実行に移すのだから男子職員達も押しに押されまくる(笑)
私は稟議書に宮司印を押すだけだがやはりちょっと気が引ける
迷彩服を着て手伝いに行くのだが人を寄せ付けぬその迫力
こういう感じでどうですか
こうした方がもっと素敵かもねぇ
こういう会話だけしかできない私も情けない
とにかく一所懸命働く良い巫女だ
しかし巫女の一番愛でたるところは神や仏という目に見えぬ存在を
とても大切にするところとなんとか喜んで頂きたいという
純真無垢な心だ
その心に勝るものはこの世にはない
青空に伸びる菖蒲の花の様に彼女はまだまだ伸びる
最近では将来この神社の後取りと真剣に考えている
いずれは女性宮司である!
頑張れ巫女
日本で一番鍬とスコップが似合う女性(笑)
=余談=
実は巫女は酒豪である
エビとカニが大好き^^
今のところはそれでご褒美だと釣っておくしかない様だ
給料も上がる
まさか巫女はこのブログを覗いてはいないだろうな
ネタがバレバレになってしまう
信者さん達もこれは秘密にしておいてねぇ~(^_^;)
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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