月日が去るのは早いもの 想い出写真集 ~花菖蒲の巻~
以前のジャーマンアイリスに引き続き
調子に乗ってお次は花菖蒲です
私巫女の備忘録にしばしお付き合い下さいませ✿
真っ先に花開いたのは『猿踊り』
木陰でひっそり咲き始めたのにあっという間に咲き誇り
まさに『猿が踊った』かの様でした
こちらは『長井小紫(古紫)』
古種らしくすっきりとしたいでたちで美しい
『五月晴れ』
平らに咲くタイプの花菖蒲です
『雨後の光』
花菖蒲の名前はハッとさせられるものが数多くこれもその一つ
雨上がりに射す光は神々しい・・・
『長井秀峰』
先に紹介した『長井小紫』と同系統
『朝戸開き』という品種の第一子
水彩画の様に美しい
いつもお世話になっている菖蒲園で誕生したのですが
正式には命名されていないということで
崇敬神の『三吉さん』と宮司が名づけました
(もちろん当神社内のみですがwww)
このお花は宮司がこよなく愛する『日月』
それはそれはべっぴんさん
宮司のブログにもよく登場しています
『五色の珠』
名の通り、晴れた日、曇り空、雨模様の日に
それぞれ違う表情を醸し出し皆様の目を楽しませてくれました
『江戸不知火(しらぬい)』
正統派の紫色は見るほどに惹きこまれます
こちらは『青岳城』
この青に魅せられ当神社の境内に菖蒲の花達が植えはじめられた
想い出の花
当神社菖蒲の花形です
『水天一色』
正に高く青い空を仰ぐよう
歌舞伎役者にもいた『助六』
妖艶ですね
こちらが『朝戸開』
当神社の花型『青岳城』の原種だそうで大事に保存しています
『千代の春』
こちらも背のすらりとした素敵な咲き姿
紫に網目が美しい『筑羽根』
白く儚い『有間川』
宮司が『細川ガラシャ』と重ねて魅せられた花です
そして最後の御紹介
その名も『神代の昔』
宮司が菖蒲園に赴いた際、この名前だけで惚れました
まだ見ぬ花に恋い焦がれ咲いた姿は神々しい
全ての菖蒲が咲いた後それらを見守る様に蕾を開きます
私達も神に見守られている
そう感じられる神聖さ
この花を以て花菖蒲の季節は幕を閉じ次へと移行します
人もまた、次へ前へと進んで行くのですね
花を見て人を想う・・・
これ宮司のパクリです(笑)
白鳳神社 巫女 拝
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