『人間の値段』 人間はこんなところで評価されている
男は『決断力』
女性は『細やかな心配りと優しさ』
そんなところで値段が決まる
私ごとであるがちょっと2件の歯医者にお世話になった
何故2件なのか
1件目の対応が悪すぎたからだ
窓口の笑顔もなければ私たちの病院のやり方に従いなさい的な
態度である
「その日はちょっと仕事が混み合っておりまして別の日に
予約できませんか」
「あなたは何を考えているの こっちだって予約がいっぱいです
それなら1ケ月後ならどうなの」とぶっきらぼうに人の顔も見ないで
うるさそうに話をするスタッフ達
私も最初は町医者だからこの程度かなとも思って我慢をしていた
しかし巫女も歯が痛くなったと言う
とにかく家から近いから電話をかけてみたらしい
「あのね貴女 休み時間に電話をしないでください
休み時間が終わってから電話してください」
とガシャンと電話を切られたと言う
初診なのに何で休み時間まで分かると言うのか
流石の私も頭にきて以前からお世話になっていた歯科に電話を
かけてみた
東京暮らしが長かったので院長に会うのにも都合が悪かったのだが・・・
「直ぐおいで下さい」と明るい声が響いた
懐かしい先生との再会に話も盛り上がった
それにしても受付の女性も聡明で可愛い
歯科衛生士さんも美人で優しくて細やかな心配りをしてくださる
私たちはそこに天国と地獄を見たのでした
さてそこで病院の価値は上がり院長はしっかりとした頼もしい方だと
大きな値段がつく
話は飛びますが私の神社では修復工事が行われていた
雨の日にも自分が休日でも請け負った仕事を早く完成させて
あげたいと思う志の男性
天気とにらめっこ
隙あらば工事に取り掛かる迫力
大きな値段がついた
一方同じ職人たちでも10時休みにぺちゃくちゃウーロン茶を飲みながら
世間話に興じ お昼休みはみんな車の中で寝ている
そしてまた3時休み
工事の内容は大雨の被害を修復する内容である
その職人たちが仕事を始め出したら大雨が降ってきた
こちらにしてみれば使いものにならない奴らというレッテルを
貼るしかない
そこの会社だけが今でも段取り悪く仕事を続けている
社長という人間も推して知るべしである
人間は或いは会社や病院に至るまでこんなところで評価されている
値段がつけられているのだ
考えれば実に恐ろしいことだ
そうはお思いになりませんか
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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