『宮司の母君 其の弐』 ~巫女綴り~
お祭りの準備に追われていた とある日のこと
早々とお供え物が上げられ
次々と宅配便が届き 電話も相次ぎ・・・
その中での作業中 自らの失敗に ついイライラしてしまい
『ああ、もっと穏やかに 心を保てないものだろうか!!』
と一人こぼしてしまいました
すると いつの間にか傍にいらした宮司のお母様が一言
『あら、それがなければ人間でないでしょう』
と観音様のような穏やかな笑み
以前 『感情は人を幼稚にする』と諭してくださった あのお母様
ははーっっ
流石です
いつの時にも愛を持って 私共に接してくださいます
このお母様に育てられたのですから
宮司も慈悲深い立派なお方になられたのですね
皆様に 愛を分け与えながら・・・
白鳳神社 巫女 拝
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