山を登ればここからが神の領域だと分かる 大物登山家も体感
不思議な体験は私のみならず大物登山家達も体感している
先ずは山の麓から何かビルでも倒れて来るんじゃないかという様な
神の威圧を感じる
そこで逃げ出す人もいるのですから相当な圧力である
先ずは神に告げる
「こういう事情があってお力を頂きたく馳せ参じました
どうか道をお開き下さいませ」
許しが出るまで唯ひたすら待つしか人間には出来ないのである
道を開けてもらえると急に威圧感がなくなる
むしろ何かが引っ張って下さっている様にとんとんと登って行ける
しかし山頂付近の神の『結界』迄入れて頂く事は大変難しい
日頃の態度や心の持ち方穢れが無いか等々厳しチェックが入る
ほとんどの人は入れない
神の領域は怖ろしいほど神聖であるからだ
では何故こんな生身の大馬鹿者が許しを得て入れるのだろうか
これ以上の内容はちょっと書くことは難しい
その秘訣は役員数名しか分かっていない
唯一つ言える事はその領域で死ねたら最高だと常々思っている事だ
身も命も煩悩も全てそこには無く神と一体になる
助かりたくて山に行っているのか命を捨てに山に行っているのか
どうもその辺が大きなヒントかも知れない
白鳳神社 宮司 宮川吉弘拝
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